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オランダの駐車許可と車の維持費|アムステルダム2027年値上げ案と4都市の料金・来客駐車・車の持ち込み

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オランダの駐車許可と車の維持費|アムステルダム2027年値上げ案と4都市の料金・来客駐車・車の持ち込み

オランダの都市で車を持つと、最初にぶつかるのは「どこに停めるか」です。日本の車庫証明のように、駐車場所を自分で確保してから車を買う仕組みではありません。代わりに、多くの市は道路の駐車枠を住民向けの許可(parkeervergunning、パルケールフェルフニング)で割り当てています。

その料金を、アムステルダムが大きく上げようとしています。NL Times は2026年10月27日、Het Parool の報道をもとに「2027年に住民向け駐車許可が最大で月€20.20になる」と伝えました。市の発表では、1台目の許可が2027年1月1日から月€10〜15上がる案です。来客の駐車割引も40%まで下げるとしています。

この記事では、NL Times の記事を起点に、アムステルダム、デン・ハーグ、ロッテルダム、ユトレヒトの公式料金を確かめ、待機リスト、来客用駐車(bezoekersparkeren、ベズーケルスパルケーレン)の仕組みを並べます。さらに、自動車税、保険、燃料、APK車検を合わせた維持費、日本から車を持ち込むときの登録と税、車を持たない選択肢まで整理します。日本の車庫証明・月極駐車場・自動車税・車検とも比べます。

この記事が主に根拠にした情報

  • NL Times「Amsterdam parking permit fees to rise by up to €20.20 a month in 2027」(2026年10月27日)
  • Gemeente Amsterdam「Parkeervergunningen worden duurder in 2027」(2026年10月)
  • Gemeente Den Haag「Parkeervergunning voor bewoners aanvragen of verlengen」(2026年9月24日更新)
  • Gemeente Rotterdam「Parkeervergunning bewoner aanvragen」、Gemeente Utrecht「Kosten parkeren」(いずれも2026年10月29日確認)
  • RDW「Verhuizen naar Nederland en uw voertuig meenemen」、CBS「Rijbewijs- en autobezit stijgt」(2026年2月13日)
この記事で分かること 答えの要点
アムステルダムの2027年案 1台目が月€10〜15上がる。12月に市議会が判断
4都市の2026年料金 年€99.20〜€677。市と地区で7倍近い差
来客の駐車 住民が来客のナンバーを登録すると割安になる
車の維持費 中古小型車で月€400〜550前後が目安
日本からの持ち込み 条件を満たせばBPM免除。MRBは毎年かかる
車を持たない選択肢 カーシェアは時間€2.70〜3.85+距離料金

1. アムステルダムの2027年値上げ案で何が変わるか

まず起点の報道から整理します。アムステルダム市は、2027年1月1日から住民向け駐車許可の料金を上げる案を出しました。混雑の激しい地区ほど上げ幅が大きく、市は「限られた道路空間を、緑や歩行者、自転車、公共交通に回したい」と理由を説明しています。

NL Times によると、市の交通担当の助役 Elise Moeskops 氏は、中心部の限られた空間は「慎重に」管理する必要があると述べています。市の広報は、特に中心部では車を持たない選択肢が十分にあるとしつつ、多くの人がすぐに車を手放すとは見ていません。インフレや金利上昇、大型投資による市の財政の圧迫も背景に挙げられています。

地区ごとの上げ幅(市の案)

市の発表とIamExpat の要約をもとに、地区ごとの上げ幅を並べます。金額はいずれも1台目の許可の月額の増加分です。

地区 1台目の増加(月額) 備考
Centrum-West、Nieuwmarkt/Lastage、Weesperbuurt/Plantage +€15 もっとも大きい
西・東・南の大半、Oostelijke Eilanden +€12.50 A10環状道路の内側の多く
Slotervaart、Kolenkitbuurt、Prinses Irenebuurt、Buitenveldert +€10 NL Times は€9.85→€20.20と報道
Noord、Zuidoost、Nieuw-West の一部 通常の物価調整のみ 今後2年は大きく上げない方針

上げ幅は中心部ほど大きく、有料駐車が最近始まった周辺部はほぼ据え置きです。同じ市内でも、住む地区によって家計への影響がまったく違うことが分かります。

1台目の許可の月額の増加分。中心部3地区が15ユーロ、西・東・南の大半が12.50ユーロ、Slotervaartなどが10ユーロ、北・南東などは物価調整のみで約0.24ユーロ。 中心部3地区 +€15 西・東・南 +€12.50 Slotervaart等 +€10 北・南東など 物価調整のみ 0
図1:アムステルダムの2027年値上げ案(1台目の許可、月額の増加分)。出典:Gemeente Amsterdam、NL Times。2026年10月29日確認。案の段階で未確定。

決まる時期と、新料金になる月

IamExpat が2026年10月28日に伝えたところでは、案は12月の市議会で審議されます。アムステルダムの許可は6か月ごとの更新で、いま許可を持っている人は、地区に応じて2027年3月1日、4月1日、5月1日の更新時から新料金を払う見込みです。

つまり、1月1日に全員の請求が一斉に変わるわけではありません。更新月は許可の通知や「Mijn Amsterdam」で確かめられます。引っ越しを予定している人は、新しい住所の地区の料金で計算し直す必要があります。

媒体ごとの数字の違い

報道の数字は、媒体によって少しずつ違います。NL Times は Kolenkitbuurt と Slotervaart の許可が月€9.85から€20.20へ「2倍以上」になると書きました。増加は€10.35で、市の「月€10」とはわずかにずれます。物価調整分を含めたかどうかの差とみられます。

ローカル局 AT5 は、中心部の1台目の許可が年€677から€857になると報じています。月に直すと約€56から約€71で、市の「月€15増」と合います。北・南東・新西部の一部について NL Times は「約3.5%、€6.67から€6.91」と書いており、市のページにある「6か月€40.02」(月€6.67)と一致します。

数字 NL Times 市・ほかの媒体
Slotervaart などの増加 €9.85→€20.20(+€10.35) 市:+€10
中心部の年額 記載なし AT5:€677→€857
北・南東などの月額 €6.67→€6.91(約3.5%) 市:6か月€40.02(2026年)
来客割引 40%に下げる AT5:65%→40%

どの媒体も方向と規模はそろっています。細かな端数は、市議会の決定後に市の料金表で確かめるのが確実です。

経済学者が指摘する「安すぎる許可」

NL Times は、アムステルダム自由大学の都市経済学者 Jos van Ommeren 教授の見方も伝えています。教授は、住民は来客が路上駐車で払う額の2.5%しか払っていないとして、この差は「極端」だと述べました。許可が高すぎるなら、これほど多くの人が許可を求めて並ぶはずがない、とも指摘しています。

教授によると、車を持つ費用が10%上がると需要はおよそ5%減りますが、待機リストのある地区では効果はずっと小さくなります。中心部の値上げは、住民がより多く払うだけで、車の台数はあまり減らないという見立てです。住民にとっては「値上げされても許可を手放す人は少なく、待機リストも短くならない」と読めます。

2. 住民向け駐車許可(parkeervergunning)の仕組み

ここで、仕組みそのものを整理します。オランダの都市部では、路上駐車が有料の地区(betaald parkeren)が広がっています。その地区に住み、車を持つ住民は、市に許可を申し込むと、決まった区域の路上に停め放題になります。料金は市が条例で決め、地区ごとに違います。

日本の車庫証明とは発想が逆です。日本では駐車場所を自分で確保したことを警察に証明してから車を登録します。オランダでは、道路の駐車枠を市が住民に配る形です。そのため、枠が足りない地区では待機リスト(wachtlijst、ワフトレイスト)ができます。

許可を取るための主な条件

4都市の条件は細部が違いますが、骨格は共通しています。デン・ハーグとロッテルダムの公式ページから、主な条件を抜き出しました。

条件 デン・ハーグ ロッテルダム
住民登録 その住所に登録していること 市に登録し、有料地区に住むこと
車の名義 本人。リース・社用車は書類を追加 本人か雇用主(申告書つき)
自分の敷地 敷地に停められるなら取れない 自前の駐車場があれば取れない
新築 対象外の建物が多い 新築には出さない
1住所の上限 3枚まで 2枚まで(地区による)
車の条件 特記なし ガソリン車は排ガス区分1以上、ディーゼルは3以上

この表から分かるのは、家の条件で許可が取れるかが決まることです。新築マンションや、地下駐車場つきの建物では、そもそも路上の許可が出ないことがあります。車を持つつもりなら、賃貸契約の前に確認が欠かせません。

デン・ハーグは2026年4月から「敷地があれば不可」

The Hague International Centre によると、デン・ハーグは2021〜2030年の駐車戦略にもとづき、2026年4月から「自分の敷地に駐車できる住民は許可の対象外」としました。市のサイトには住所ごとに対象かどうかを調べるツールがあります。Palaceplein、Binckhorst、Energiekwartier、CS-Oost/Grotiusplaats の住民も対象外です。

車の台数についても注意が要ります。市の案内では1住所3枚までとされる一方、2025年の制度変更を説明した市議会資料には「世帯の3台目には許可を出さない」との記述があります。住所単位と世帯単位の違いとみられますが、3台目を考える家庭は窓口で確かめてください。

待機リストの仕組み

ロッテルダムの公式ページは、許可の枚数に上限がある地区では待機リストがあると説明しています。1台目を申し込む人が2台目より優先され、2台目の人は長く待つか、場合によっては順番が来ないこともあります。順番の更新は毎月初めで、待ち期間の目安は示されていません。

アムステルダムも多くの地区で待機リストがあり、待っている間は隣接区域で停められる overloopvergunning(オーフェルロープフェルフニング、あふれ許可)を申し込める場合があります。料金は同じ地区の通常の許可と同じです。待ち期間は地区と時期で大きく変わるため、引っ越し前に市へ問い合わせるのが確実です。

3. 4都市の公式料金を比べる

次に、主要4都市の2026年の公式料金を並べます。支払いの単位が市によって年・半年・3か月・月とばらばらなので、年額に直して比べます。

デン・ハーグは年単位、ロッテルダムは月額と年額の併記、ユトレヒトは3か月単位、アムステルダムは6か月単位です。アムステルダム中心部の年額は、市の料金表を直接確認できなかったため、AT5 の報道値を使っています。

都市・区域 1台目(年額換算) 2台目(年額換算) 出典
デン・ハーグ €99.20 €346.65 市(申請手数料€17.70別)
ロッテルダム €114.00 €308.40 市(月€9.50/€25.70)
ユトレヒト BC €169.08 €422.88 市(3か月€42.27/€105.72)
ユトレヒト A2 €388.44 €971.04 市(3か月€97.11/€242.76)
ユトレヒト A1(中心部) €657.36 記載なし 市(3か月€164.34)
アムステルダム 南東・新西部 €80.04 €200.12 市(6か月€40.02/€100.06)
アムステルダム 中心部 €677 1台目の2.5倍(報道) AT5 の報道

もっとも安いアムステルダム周辺部と、もっとも高いアムステルダム中心部では8倍以上の差があります。同じ市でも中心部と周辺部の差が、市どうしの差より大きいことが分かります。

2026年の1台目の許可の年額。アムステルダム中心部677ユーロ、ユトレヒトA1 657ユーロ、ユトレヒトBC 169ユーロ、ロッテルダム114ユーロ、デン・ハーグ99ユーロ、アムステルダム南東80ユーロ。 アムス中心部 €677 ユトレヒトA1 €657 ユトレヒトBC €169 ロッテルダム €114 デン・ハーグ €99 アムス南東 €80
図2:1台目の住民向け駐車許可の年額(2026年、年額に換算)。出典:各市の公式サイト、アムステルダム中心部のみAT5の報道値。2026年10月29日確認。

デン・ハーグ:年€99.20、2026年は2.22%上げ

デン・ハーグ市の許可は年単位で、1台目€99.20、2台目€346.65、3台目€693.25です。新規申請には€17.70の手数料がかかります。市議会資料によると、2026年は物価に合わせて2.22%上がり、1台目は2025年の€97.05から€99.20になりました。

許可の年度は地区ごとに違い、たとえば中心部は3月1日から翌年2月末までです。更新まで2か月を切ってから申し込むと、翌年度分もまとめて払います。iDEAL でオンライン申請すればすぐに使い始められ、口座引き落としや請求書払いでは10営業日以上かかります。

ロッテルダム:月€9.50、2台目は月€25.70

ロッテルダム市は2026年、1台目が月€9.50(年€114)、2台目以降が月€25.70(年€308.40)です。1住所2枚までで、有料駐車が新しく始まった地区では最初の2年に限り3枚目を申し込める場合があります。

許可には車のナンバーを3つまで登録できますが、同時に停められるのは1台だけです。名義が本人ならオンラインですぐ結果が出て、それ以外は6営業日以内に回答があります。古いディーゼル車は排ガス区分の条件で許可が取れないことがあるので、中古車を買う前に区分を確認してください。

ユトレヒト:3か月単位で、中心部と周辺部の差が約4倍

ユトレヒト市は3か月単位で、2026年はA1(中心部)€164.34、A2 €97.11、BC €42.27です。2台目はA2で€242.76、BCで€105.72で、A1の2台目は表に記載がありません。年額にすると、A1は€657.36で、アムステルダム中心部に近い水準です。

ユトレヒトは有料駐車の範囲を広げており、2026年11月1日から Lunetten の一部と Zuilen の一部で有料駐車が始まると市が告知しています。いま無料で停めている地区でも、近いうちに許可が必要になることがあります。

2027年の料金はどこまで決まっているか

2027年の料金は、アムステルダムだけが案を公表しています。ほかの3都市は、2026年10月29日に確認した時点で、2027年の住民向け許可の料金表を見つけられませんでした。デン・ハーグは2026年の料金を2025年10月の市議会資料で示しており、例年は秋の予算審議で決まります。

都市 2027年の状況(2026年10月29日時点)
アムステルダム 案を公表。12月の市議会で判断
デン・ハーグ 未公表。2026年は物価調整の2.22%増だった
ロッテルダム 未公表
ユトレヒト 未公表。有料地区は2026年11月から拡大

未公表の市は、2026年の料金に物価調整分が乗る程度と見るのが自然ですが、確定ではありません。予算を組むときは、2026年の料金に数%の上乗せを見込んでおくと安全です。

4. 来客用駐車(bezoekersparkeren)の仕組み

住民向けの許可は、自分の車のためのものです。友人や家族が車で訪ねてくるときは、来客用の許可(bezoekersvergunning、ベズーケルスフェルフニング)を使います。住民が来客の車のナンバーをアプリやサイトで登録すると、その時間だけ割安な料金になる仕組みです。

車を持っていない住民でも、来客用の許可は申し込めることが多いです。デン・ハーグの案内でも「車がなくても可」とされています。日本から家族が来てレンタカーを使う場合にも役立ちます。

4都市の来客用駐車

4都市の仕組みは、年額で時間枠を買う方式と、割引料金で払う方式に分かれます。

都市 許可の費用 来客の料金 上限
デン・ハーグ 年€34.10 時間枠から差し引き。追加は50時間€50 地区により年138〜366時間
ロッテルダム 無料 10分€0.13(3か月ごとに引き落とし) 年3,000単位(500時間)。追加購入不可
ユトレヒト 記載なし A1 時間€4.00(通常€8.01)、BC €2.67(通常€5.34) 記載なし
アムステルダム 無料 割引料金。2027年案で割引を40%へ 地区により異なる

ロッテルダムは時間あたり約€0.78と安い一方、年500時間を使い切ると追加できません。デン・ハーグは中心部とスヘフェニンゲンの枠が大きく、それ以外の地区は年138時間と少なめです。来客が多い家庭ほど、住む地区の枠が効いてきます。

アムステルダムは割引を65%から40%へ

アムステルダムの来客用の許可は無料ですが、来客は割引された料金を払います。AT5 によると、2027年案では、来客用と使い捨てカードの割引を市全体で65%から40%に下げます。中心部では路上料金が時間€8前後なので、来客の負担はかなり増える計算です。

NL Times は「割引はさらに下がる可能性がある」とも伝えています。週末に家族や友人がよく車で来る人は、近くの P+R(パーク・アンド・ライド)や駐車場を案内したほうが安くなる場面も出てきそうです。

登録の手順と注意点

デン・ハーグでは、住民が来客を「aan- en afmelden(登録と終了)」します。番号とPINは MijnDenHaag で確認できます。登録を忘れると、来客の車は通常の路上料金の対象になり、払っていなければ罰金の対象です。

来客用の許可は、商店街では営業時間中に使えない地区があります。デン・ハーグとロッテルダムの案内はどちらもこの点を明記しています。また、時間枠を他人に売ることは禁止で、デン・ハーグでは許可を取り消されることがあります。

5. 車を持つ総費用:駐車許可より大きい項目

駐車許可の値上げは目立ちますが、車の維持費全体から見ると一部です。ここでは、自動車税(MRB)、保険、燃料、APK車検、減価償却を順に見ます。

自動車税(MRB):重さ・燃料・州で決まる

自動車税(motorrijtuigenbelasting、MRB、モトルレイトハイフェンベラスティング)は、車の重さ、燃料、住む州(provincie)で決まり、3か月ごとに請求されます。州が上乗せする opcenten(オプセンテン)の率は州ごとに違い、CBS が一覧を公表しています。正確な金額は Belastingdienst の計算ツールで出せます。

IamExpat は、ガソリンの VW Golf で年€560〜680前後と例示しています。ディーゼルはかなり高く、1980年以降のディーゼル車には粒子状物質の上乗せ(約15%)があると DutchReview は説明しています。電気自動車は、Rijksoverheid によると2026〜2028年は30%割引、2029年は25%割引で、2030年から割引がなくなります。プラグインハイブリッドは2026年から通常の税額です。

保険:WA が義務、外国の無事故歴は会社次第

保険は対人・対物の賠償責任保険(WA)が法律上の最低ラインです。盗難や自然災害を加える WA+(beperkt casco)、車両保険まで含む all-risk があります。Expatica は平均で月€75前後とし、IamExpat は WA で月€30〜60、WA+ で€50〜90、all-risk で€80〜150と幅で示しています。

日本で長く無事故だった人も、その実績が引き継がれるかは保険会社次第です。DutchReview によると、英語などの無事故証明を受け付ける会社もあれば、1年目から最高の保険料にする会社もあります。日本の保険会社に英文の無事故証明を出してもらえるか、出国前に確かめておくと交渉材料になります。

燃料:2026年10月26日のEuro95は€2.313/L

CBS の日次データでは、2026年10月26日の全国平均は、Euro95(レギュラーガソリン)€2.313/L、ディーゼル€2.469/L、LPG €0.997/L です。2025年6月更新の Expatica は「約€2.01/L」としており、古い記事の数字は1年でかなり変わっている点に注意が必要です。

年1万km、100kmあたり6Lの小型車なら、年600Lで約€1,388、月約€116です。電気自動車の充電は、Expatica が家庭で1kWhあたり€0.20〜0.30前後としていますが、契約と公共充電で大きく変わります。

APK車検:ガソリン車は4年目から

APK(algemene periodieke keuring、定期検査)は日本の車検にあたります。RDW によると、ガソリン車と電気自動車は初回が4年目、その後2年ごとに2回、8年目から毎年です。ディーゼル車とLPG車は初回が3年目で、その後は毎年です。

料金は自由価格で、Expatica と DutchReview は€20〜75、IamExpat は€20〜70と書いています。日本の車検のように重量税や自賠責保険がまとめて乗る仕組みではないため、検査そのものは安く済みます。ただし不合格なら修理代が別にかかり、IamExpat は€200〜2,000と例示しています。

なお The Hague International Centre は「3年を超えた車は毎年」と簡潔に書いていますが、これはディーゼル車の場合に当たる説明です。ガソリン車は RDW の区分で数えてください。

維持費の目安を積み上げる

ここまでの数字を、中古のガソリン小型車を年1万km使う場合として積み上げます。保険は平均値、減価償却は IamExpat の例(€18,000の車を18か月で売る場合)の中間をとった、あくまで目安です。

項目 月額の目安 根拠
減価償却 €167〜222 IamExpat の例
燃料 約€116 CBS の2026年10月26日価格で年1万km
保険 €30〜150(平均€75前後) Expatica・IamExpat
自動車税(MRB) €47〜57 IamExpat の Golf の例
車検・小修理 約€33 IamExpat の例(年€400)
駐車許可 €8〜71 デン・ハーグ〜アムステルダム中心部の2027年案

合計すると月€400〜550前後になり、駐車許可はアムステルダム中心部でも全体の1〜2割です。値上げより、どんな車をいくらで買うかの影響のほうが大きいことが分かります。

中古の小型ガソリン車を年1万km使う場合の月額の目安。減価償却約195ユーロ、燃料約116ユーロ、保険約75ユーロ、自動車税約52ユーロ、車検と小修理約33ユーロ、駐車許可はデン・ハーグで約8ユーロ、アムステルダム中心部の2027年案で約71ユーロ。 減価償却 €195 燃料 €116 保険 €75 自動車税 €52 車検・修理 €33 許可・アムス €71 許可・ハーグ €8
図3:車の維持費の月額の目安(中古の小型ガソリン車、年1万km)。出典:CBS(燃料、2026年10月26日)、IamExpat(減価償却・税・整備の例)、Expatica(保険の平均)、各市の許可料金。2026年10月29日確認。駐車許可のアムステルダムは中心部の2027年案(報道値)。

路上駐車と罰金

許可がない場所に停めると、路上料金を払うことになります。DutchNews が2025年10月に伝えた調査では、アムステルダム中心部の時間料金は€7.76、24時間で約€140でした。デン・ハーグの2026年の路上料金は時間€2.75と€7.15の2段階で、2026年4月からは旧中心部とスヘフェニンゲンの22本の通りで、長く停めるほど高くなる料金に変わりました。

罰金(naheffingsaanslag)は市が決めます。Expatica は「€66.50+駐車時間分」と書いていますが、NL Times によると2026年のアムステルダムは€79+時間料金です。さらに2026年9月からは、データ連携のないフランス、ポーランド、ハンガリー、ルクセンブルクのナンバーの車は、未払いですぐに車輪止めをかけられ、解除だけで€166かかります。

6. 外国ナンバーの車を持ち込む:登録とBPM

日本や他のEU国から車を持ち込みたい人もいます。結論から言うと、オランダに住む人は、原則としてオランダのナンバーに登録し直す必要があります。外国ナンバーのまま乗り続けると、税の面でも駐車許可の面でも不利になります。

住民が外国ナンバーで乗る場合

Xpat.nl によると、オランダの住民が外国ナンバーの車に乗る場合も MRB と BPM の対象になります。例外は2週間未満の短い利用で、その場合も Belastingdienst の免除申請が必要です。RDW は「外国ナンバーで走れるのは短期間だけ」とし、詳しい期間は政府の海外向け窓口(Nederland Wereldwijd)の案内に委ねています。

一方、IamExpat の古いガイドには「EUナンバーの車は6か月まで登録なしで置ける」という記述があります。住民の税の扱いと食い違うため、この記事では採りません。住民になったら早めに登録の手続きを始めるのが安全です。

デン・ハーグは外国ナンバーの車でも住民向け許可を出しますが、所有を示す書類の追加を求めています。

BPM(登録税)と引越し荷物の免除

BPM(belasting van personenauto's en motorrijwielen、ベーペーエム)は、車がオランダで初めて登録されるときに一度だけかかる税で、乗用車は CO2 排出量で決まります。IamExpat は、低排出のガソリン・ディーゼル車で約€400、排出の多い車で€5,000〜15,000と例示しています。中古の輸入車は、車齢に応じて減額されます。

引越しに伴って持ち込む車は、引越し荷物(verhuisboedel、フェルハイスボーデル)として免除になる場合があります。税関(Douane)と Belastingdienst の案内による主な条件は次の通りです。

条件 内容
国外での居住 EU外(またはEU内の他国)に12か月以上続けて住んでいた
所有と使用 移住前に6か月以上所有し、使っていた
期限 移住から12か月以内に持ち込む・申請する
売却・貸与 12か月以内に売る・貸すと BPM がかかる
対象外 学生には車の免除はない
MRB 免除されても毎年かかる

条件のうち、もっとも見落とされやすいのは12か月の期限と、12か月以内の売却制限です。帰任の時期が近い人や、数か月で買い替えるつもりの人は、免除の効果が小さくなります。

日本から持ち込むときの手順

RDW の案内では、EU外から引っ越す場合、順番が決まっています。税関への輸入申告(多くは引越し業者が代行)、Belastingdienst への BPM 免除の申請、RDW の検査、紙での BPM 申告、ナンバーの作製と保険、の順です。

1. 税関に輸入申告、2. BPM免除を申請、3. RDWで検査と登録、4. ナンバー作製とWA保険。自動車税は登録後に自動で請求される。 1. 税関 輸入申告 2. BPM 免除申請 3. RDW 検査・登録 4. 走行 プレート・保険 登録後、MRBは自動で請求される
図4:EU外から車を持ち込むときの手順。出典:RDW、Douane。2026年10月29日確認。

検査には本人が行く必要があり、住民登録(BRP)が前提です。外国の登録証の原本、身分証、EU外からの場合は Belastingdienst の引越し荷物の証明(verhuisgoedverklaring)を持参します。RDW のページに載っている手数料は次の通りです。

RDW の手数料(2026年) 金額
型式適合の10〜14項目の審査 €110.00
車両の識別(3,500kg以下) €58.50
登録証 €50.00
RDW での名義登録 €13.10
リサイクル負担金 €22.50
合計 €254.10

この合計には BPM、MRB、ナンバープレートの作製代は含まれていません。RDW は、EU外から来た車について、安全、騒音、環境、灯火などの基準に合っているかを確認するとしています。日本仕様の車は、基準に合わせるための改修費がかかることがあります。持ち込むか現地で買うかは、この費用と売却時の値段を合わせて判断してください。

7. 運転免許の切り替え(簡単に)

車を持つ前提として、免許の期限も確認しておきます。Rijksoverheid によると、EU外の免許は住民になってから185日間使え、その後はオランダの免許が必要です。日本は RDW の切り替え対象国に入っており、試験なしで切り替えられます。

項目 内容
使える期間 住民登録から185日
申請先 住む市(gemeente)の窓口
必要なもの 写真、日本の免許、公認翻訳、CBRの健康申告
日数 書類がそろえば15営業日で通知、その5営業日後に受け取り
費用 市ごとに異なる
注意 日本の免許の原本は返却されない

185日を過ぎると、申請中でも運転できなくなります。翻訳と健康申告に時間がかかるので、住民登録の直後に動き始めるのが安全です。日本の免許の原本を提出すると戻ってこないため、一時帰国時の運転をどうするかも、あわせて考えておきます。

8. 車を持たない選択肢

アムステルダムの市の広報が言うように、都市部では車を持たずに暮らす人が多数派です。CBS によると、2026年1月1日時点で18歳以上のうち車を持つ人の割合は、アムステルダム26.2%、ユトレヒト33.7%、デン・ハーグ35.0%、ロッテルダム35.9%でした。全国でもっとも高い Noord-Beveland は60.9%です。

カーシェアと公共の自転車

カーシェアは、会員の種類で料金が変わります。Greenwheels の2026年10月の料金表を例に並べます。燃料・充電代は料金に含まれ、日額は€27からです。同社は2026年11月18日から料金を改定すると告知しています。

会員の種類 月額 時間料金 距離料金
Soms(たまに) €0 €3.85から €0.42/km
Regelmatig(定期的に) €10 €3.28から €0.36/km
Vaak(よく使う) €25 €2.70から €0.30/km

たとえば月4回、1回4時間・40kmずつ使うと、Soms(月額€0)で時間料金€61.60と距離料金€67.20、合計約€129です。保有の月€400〜550を大きく下回ります。逆に毎日の通勤に使うなら、保有のほうが合理的になる場面もあります。

MyWheels は個人間と事業者の車を時間単位で借りられるサービスで、NL Times によると約3,000台の電気自動車を運用しています。駅で借りる NS の OV-fiets(公共の貸自転車)は、NS の2026年料金表で24時間€4.80です。

どちらを選ぶかの考え方

車を持つかどうかは、子どもの送迎、郊外への通勤、週末の遠出の頻度で決まります。都市の中心部に住み、通勤が電車と自転車で済むなら、カーシェアとレンタカーの組み合わせで足りることが多いです。郊外に住み、子どもの習い事が車でしか行けない場所にあるなら、保有を検討する価値があります。

9. 日本と比べてどうか

日本の制度と並べると、オランダの仕組みの特徴がはっきりします。日本では駐車場所の確保は個人の責任で、オランダでは市が道路の枠を配ります。

項目 日本 オランダ
駐車場所 車庫証明。自宅から2km以内を自分で確保 有料地区では市の許可。枠が足りないと待機
証明・許可の費用 東京の窓口申請で2,400円(3〜7日) 年€99〜677(2026年、市と地区で差)
毎月の駐車代 月極駐車場。地域差が大きい 許可料金のみ。月€7〜56程度
毎年の税 自動車税(1.0〜1.5Lで年30,500円) MRB(重さ・燃料・州)。年€560〜680の例
検査 車検。自家用乗用車は初回3年、以後2年 APK。ガソリン車は4年目、8年目から毎年
来客の車 コインパーキング 住民が来客のナンバーを登録

日本の月極駐車場に慣れていると、オランダの許可は驚くほど安く見えます。ただし、場所を選べず、待機リストで何年も待つ地区がある点が違います。お金で場所を買えないことが、オランダの都市で車を持つときの一番の制約です。

警視庁によると、車庫証明は警察署で申請し、窓口は2,400円、電子申請は2,300円です。日本の自動車税は2019年10月以降の新車登録で、1.0〜1.5Lが年30,500円、軽自動車が年10,800円です。オランダの MRB は車の重さで決まるため、重い電気自動車やSUVほど高くなります。

10. つまずきやすいところ

ここまでの情報から、在住者がつまずきやすい点をまとめます。どれも、事前に確認すれば避けられるものです。

つまずき 起きること 避け方
新築に入居 路上の許可が出ない 契約前に市の住所チェックで確認
地下駐車場つきの建物 デン・ハーグでは許可不可 建物の駐車場の空きと料金を確認
待機リスト 数か月以上停められない あふれ許可や近くの駐車場を確保
古いディーゼル車 ロッテルダムで許可が取れない 排ガス区分を購入前に確認
外国ナンバーのまま 税の対象・車輪止めのリスク 早めにRDWで登録
免許の185日 申請中でも運転不可に 住民登録の直後に切り替え

とくに新築と待機リストは、引っ越した後では打つ手が限られます。車が生活に欠かせない人は、物件を決める前に確かめてください。

11. 明日やること

車を持つかどうかを決める前に、次の順で確かめると、無駄な出費を避けられます。

  1. 住所で許可が取れるかを、市のサイトで確認する。デン・ハーグは住所チェックツール、ロッテルダムとアムステルダムは待機リストのページを見る
  2. 地区の料金と更新月を市の料金表で確かめる。アムステルダムは12月の市議会の結果を待つ
  3. 来客用の許可を申し込む。車がなくても使える市が多い
  4. 保険の見積もりを2〜3社でとる。日本の無事故証明(英文)を用意しておく
  5. MRB を計算する。Belastingdienst の計算ツールに車種と州を入れる
  6. 車を持ち込むなら、引越し業者に税関申告とBPM免除を頼み、移住後12か月以内にRDWの検査を予約する
  7. 免許の切り替えを、住民登録の直後に市の窓口で始める
  8. 迷う人は、3か月ほどカーシェアで暮らしてから保有を決める

12. ケースで考える(架空の例)

ここからは架空の3つのケースで、立場ごとの答えを考えます。実在の人物ではありません。

ケースA:アムステルダム中心部の単身者。 週末にときどき郊外へ出る程度です。2027年案では許可が年€857前後になり、維持費全体は月€500を超えます。カーシェアとレンタカーで足りる可能性が高いケースです。

ケースB:デン・ハーグ郊外の子育て家庭。 平日は子どもの送迎、週末は買い出しに車を使います。許可は年€99.20と安く、来客用の枠も使えます。保有の合理性が高く、気をつけるのは2台目の料金(年€346.65)と、敷地に停められる家では許可が出ない点です。

ケースC:日本から車を持ち込みたい駐在員。 任期は3年の予定です。BPM免除の条件は満たしても、右ハンドル車の改修費と、帰任時に日本へ戻すか売るかの判断が残ります。現地で中古車を買うか、リースを使う選択肢と比べる必要があります。

ケース 許可の年額 判断の軸 向いている選択
A:アムス中心部・単身 約€857(2027年案) 利用頻度が低い カーシェア・レンタカー
B:ハーグ郊外・家族 €99.20 送迎と買い出し 保有(1台)
C:持ち込み・3年任期 住む市による 改修費と帰任時の処分 現地で中古かリース

同じ「車を持つか」の問いでも、住む場所と任期で答えが変わります。料金表だけでなく、生活の動線で考えるのが近道です。

13. 日本から来る家族への伝え方

日本から家族が来て、レンタカーで家に来ることもあります。オランダの駐車のルールは日本と違うので、事前に伝えておくと罰金を避けられます。

Rijksoverheid によると、EU外の免許を持つ旅行者は、休暇や仕事での滞在なら運転できます。国際運転免許証が要るかは RDW で確かめるよう案内されているので、日本で取れる国外運転免許証を持ってきてもらうのが無難です。

伝えること 理由
着いたらナンバーを連絡してもらう 来客用の許可に登録するため
青い「P」の標識と「vergunninghouders」 許可を持つ人専用。来客は停められない
支払いはアプリかカード 現金が使えない機械が多い
商店街の来客枠 営業時間中は使えない地区がある
長時間は P+R へ 都心は時間€7〜8で高い

とくに「着いたらナンバーを連絡」は大事です。住民が登録しない限り、来客の車は通常料金の対象になります。滞在が長いなら、近くの駐車場や P+R の場所を地図で送っておくと安心です。

14. チェックリスト

  • 住む住所で住民向けの許可が取れるか、市のサイトで確認した
  • 待機リストの有無と、待っている間の駐車場所を確保した
  • 地区の料金と更新月を確認した(アムステルダムは12月の決定を待つ)
  • 来客用の許可を申し込み、登録の方法を家族に伝えた
  • 保険を2〜3社で比べ、日本の無事故証明を用意した
  • MRB を Belastingdienst の計算ツールで出した
  • 車を持ち込むなら、移住後12か月以内に BPM 免除と RDW 検査を終える段取りを組んだ
  • 日本の免許を185日以内に切り替える準備をした
  • カーシェアや OV-fiets と保有の費用を比べた

15. まとめ

  • アムステルダムは2027年1月から1台目の許可を月€10〜15上げる案を出し、12月の市議会で判断する
  • 新料金は更新月の2027年3〜5月から適用される見込みで、北・南東・新西部の一部は物価調整のみ
  • 2026年の1台目の年額は、デン・ハーグ€99.20、ロッテルダム€114、ユトレヒト€169〜657、アムステルダム€80〜677と大きく違う
  • 来客用駐車は住民がナンバーを登録する方式で、アムステルダムは割引を65%から40%に下げる案
  • 維持費は中古小型車で月€400〜550前後が目安で、駐車許可より減価償却・燃料・保険の比重が大きい
  • 車の持ち込みは条件を満たせばBPM免除だが、12か月の期限と売却制限があり、MRBは毎年かかる
  • 日本の免許は185日以内に切り替える。新築や敷地のある家では許可が出ないことがあるので、物件選びの前に確かめる

参考にした情報源

起点の記事と在住者向け媒体

一次情報(オランダ)

一次情報(日本)

いずれも2026年10月29日に確認したものです。アムステルダムの料金は12月の市議会で変わる可能性があり、ほかの市の2027年料金もこれから公表されます。申し込みや車の購入の前に、各市と Belastingdienst、RDW の最新の案内を確認してください。


元記事はこちら

Amsterdam parking permit fees to rise by up to €20.20 a month in 2027 — NL Times

よくある質問

アムステルダムの住民向け駐車許可は2027年にいくら上がりますか?
市の案では、2027年1月1日から1台目の許可が月€10〜15上がります。中心部の3地区は月€15、西・東・南の大半は月€12.50、Slotervaart などは月€10で、北・南東と新西部の一部は通常の物価調整だけです。2026年10月29日時点では案の段階で、12月の市議会で決まります。
デン・ハーグの住民向け駐車許可はいくらですか?
2026年は1台目が年€99.20、2台目が年€346.65、3台目が年€693.25で、申請手数料€17.70がかかります。自分の敷地に駐車できる人や、新築の建物など許可の対象外の建物に住む人は取れません。2027年の料金は、確認した時点ではまだ公表されていませんでした。
オランダで来客用の駐車はどうすればよいですか?
多くの市には住民が申し込む来客用の許可(bezoekersvergunning)があり、来客の車のナンバーを住民がアプリやサイトで登録すると割安な料金になります。デン・ハーグは年€34.10で地区ごとに138〜366時間、ロッテルダムは許可が無料で10分€0.13、年500時間まで。アムステルダムは割引を40%に下げる案が出ています。
日本から車を持ち込むと、BPM(登録税)はかかりますか?
引越し荷物(verhuisboedel)の扱いで免除になる場合があります。条件は、EU外に12か月以上続けて住んでいたこと、車を6か月以上所有して使っていたこと、移住から12か月以内に持ち込むことです。税関への申告、BPM免除の申請、RDWの検査の順に進めます。免除されても自動車税(MRB)は毎年かかり、学生は対象外です。
日本の運転免許はオランダでいつまで使えますか?
住民登録をしてから185日間使えます。その後はオランダの免許が必要です。日本は切り替えの対象国で、住む市の窓口に申請すると、試験なしで切り替えられます。日本語の免許は公認翻訳が要り、EU外の免許ではCBRの健康申告も求められます。提出した日本の免許は戻りません。
オランダで車を持つと、月にいくらかかりますか?
中古のガソリン小型車を年1万km使う場合、減価償却、燃料、保険、自動車税、車検と整備を合わせて月€400〜550前後が一つの目安です。燃料は2026年10月26日のEuro95が€2.313/Lで、駐車許可はデン・ハーグなら月€8程度、アムステルダム中心部は月€56程度から、2027年案で月€71程度になります。

出典: NL Times

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